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藤沢市 外壁 含水率検査
藤沢市を拠点に、鎌倉市、茅ヶ崎市、鎌倉市等で外壁塗装をしております、株式会社 office ZEROです‼️
本日、藤沢市にて、外壁塗装の現地調査を行いました。
その中で、重要な検査のうちの1つ、「外壁内側の含水率」検査です。
外壁の含水率とは、外壁材に含まれる水分の割合を指します。適切な含水率を保つことは、建物の耐久性や防水性に大きく影響を与えます。
一般的な基準値
• モルタル・コンクリート系:10%以下が理想(施工時の基準値)
• 木材系:15%以下が望ましい(乾燥状態)
• サイディング(窯業系):15〜20%未満が一般的
含水率が高いと起こる問題
1. 塗装の剥がれ・膨れ:水分が蒸発する際に塗膜を押し上げる
2. 凍害:寒冷地では水分が凍結・膨張し、ひび割れの原因になる
3. カビ・コケの発生:湿度が高いと微生物が繁殖しやすくなる
4. 構造の劣化:長期的に見ると、外壁や建物全体の強度が低下
含水率の測定方法
• **含水率計(プローブ式・電磁波式)**を使う
• 赤外線カメラで水分が多い部分を可視化
• サンプリング検査(外壁の一部を採取して測定)
外壁の乾燥と対策
• 適切な換気:風通しを良くして湿気を逃がす
• 防水処理の確認:シーリング材の劣化や外壁の防水性能を点検
• 定期的な塗装・メンテナンス:劣化した塗装を塗り替えて防水性を維持
塗装や補修を行う前に、含水率が適切な範囲内かを確認することが重要です。
監修者情報
株式会社office ZERO
代表:神﨑 優太